Grace of Life を忘れない

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年度末近く、ちょっと多忙ループな時期に入っていて
きわめてへとへとなのだけど、最近おもしろい夢を見ることが続いているので
備忘を含めて記録しておく。

ーーー

僕は妻と2人で、とあるテーマパークに来ていた。
そのテーマパークには、
無料のアトラクションと有料のアトラクション、
大きなゲートで区切られたふたつのスペースがあった。

ゲートのところには巨大なモニターと
受付係とも司会者ともつかない「キャスト」のような人がいて
彼はマイクで僕らに遊んでいけと声をかけてくる。

僕と妻、2人でくるのははじめてなのだけど、
実は、まだ僕らが互いに出会う前に
2人とも、このテーマパークに来たことがある。
僕は当時の女友達と、彼女は昔の男友達かなにかとだ。

過去の僕が一緒に来た相手は、昔、仲のよかった女友達だった。
実際のところ、僕とその人との間に、つきあったり、片思いとか
そういう関係は特にない、まあふつうの友達だった。

彼女が一緒に行ったのは、
むかし彼女がつきあっていた彼氏のように思えた。
でも、これは単に、僕と出会う前の彼女について、
僕の情報が不足していることに由来していて、
多少、耳にしている昔の彼のイメージになっていたのかもしれない。
(結構ヤンチャだったらしい。)

「さあ、遊んでいくかい?」
キャストは割と軽いノリで接してくる。
せっかくなら、と無料アトラクションで遊ぶことにする。

「それでは挑戦ですね!」
と、キャストがゲートの上のモニターに手をかかげる
「それじゃあ、前回挑戦してくれた時の映像をここで見てみましょう」

画面上に2つの映像、その冒頭の2つのテロップが映し出される。
どうやら、それは前回、この場所を訪れた時の様子を映した映像らしい。
向かって左側、僕の動画に映し出されたテロップには

 Grace of Life を忘れない
 ※あるいは「Grace of Love を忘れない」だったかもしれない

という1文が映し出された。

そのあとには、なぜかトランポリンの上でばいんばいーんと
身体を転がすようにはねまわって遊んでいる僕の姿があった。
はしゃぎすぎな割に、動きに運動神経のなさがにじみでており
リアクションもなんとも中途半端で
この時、女の子を連れて行ってこれをやってたと思うと、
ただの友達とはいえ相当気が利かないというか、だいぶイケてない感じだった。
(彼女の映像の内容は、記憶にない。)

その後、なにがしか無料アトラクションで遊んだ後、

「じゃあ、ゲートの向こうに行くかい?」

とキャストに促されるものの、でも金かかるしなーと、断ると

「ふざけんじゃねえよタダ遊びしやがってよ!」

とキャストがキレた。
前に来た際もこんな感じで、無料アトラクションの後に
突然キレられたもんで、逆ギレ的にいらだって
ゲートの向こうにはいかなかったことをここで思い出した。

まったく、、、とアトラクションのスペースを離れて
隣の建物まで妻と進んでいく。
暗くて大きな水槽がある。
池袋のサンシャイン水族館の中の一角みたいなイメージ。

そこで妻は急に立ち止まった。

「やっぱ行ってみようよ!」

妻はいつのまにか、いつもお茶会の時に着ている
きれいな桜色の和服に着替えていて、
僕の手を引いてゲートの方に向かっていった。

やっぱ向こう行ってみるよ、と司会にいうと
ちょっと疑い半分、皮肉半分といった感じの悪い表情を見せて
「あー、いいのね、いくのね……じゃあゲートあけるよぉ」

すこしダルそうなテンションで誘導する司会に促され
僕と妻の前で、大きなゲートが口を開けはじめた——-

ところで、僕は目を覚ました。
遅刻はしないもののやや遅い時間だった。
隣でまだ寝てる妻を起こして、いつも通りの1日がはじまった。。。

hidari

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