mixi規約改定にあおられてblog設立 / netvibes gingerリリース

mixi規約改定騒動に、あらためて背中を押される形で
ずっと懸案だったblog設置を
契約プロバイダーのSo-netブログを暫定的に使って、見切り発車することにした。
現在MT4.1を合間合間いじりつつ構築中の本番blog前の仮住まいとして
mixiから外海に出て記事を書くことそのもの、ともかくもはじめてみる。
http://japan.cnet.com/blog/takahito/2008/03/04/entry_25005719/trackback/
ここ最近Open SocialやらWeb3.0やらの話題がITニュース界隈でにぎやかなところ
mixi規約改定の話があがってきたわけだけど。
今回の規約改訂で、僕がもっとも不可解で、疑問を感じたのは
mixiはなぜサービスアイデンティティの一新を意味する規約変更に際し
あれほど判断がしづらく、誤解を生みやすい情報公開形態を行ってしまったのかということだ。
具体的には、変更箇所に関する明瞭な説明を用意せずに、改定条文を列記しただけで通そうとした点。
ことCGMサービスにおける個人の著作権取り扱いについては
昨年12月、ニコニコ動画の「みっくみく」騒動など警鐘となる事例はあったはずだ。 

CGMのリスクはCGMであることで、
ユーザーが制作したコンテンツが存在して
はじめてCGMとしての魅力・機能が発揮される。
今回の規約改訂にはユーザーベースのCGMサービスの原則を忘れた
中途半端な判断に見える。
あるいは考え途中で、情報公開スケジュールに到達した、とでもいうような。
昨年のmixiインターフェイス刷新の時にも自社ロジックを通すための「強引さ」は感じたが
今回のパワープレイではmixi社自ら
ユーザーの不審感を高め、警戒視される状況をつくってしまった。
mixiの扱う会員規模と情報量・種類を考えれば
もうすこし違うアプローチの仕方をすることで
mixi運営側・ユーザー双方が笑える運用方角を精査することはできた、
もといできるのではないだろうか。
CGMにおいて、情報の可変性は当然なことなのだから、
まだ遅いということもないと思う。
個人的希望としても、まずはmixi運営が
ユーザーとの対話のテーブルについてもらえることを祈っている。
一方で、この出来事が日本のWebサービスの有り様が
次の段階へと向かっていくきっかけとなるのかもしれない。
そんな予感も感じる。それはそれで期待。
http://ginger.netvibes.com/
など考えていたところで、常用しているnetvibesがリニューアル。
今回のリニューアルの要旨は
パーソナライズ機能の徹底とインターフェイスのリッチ化と
マイユニバースと呼ばれるプロフィール&関心フィード公開ページの提供と
フィード単位およびパーソナルページの他ユーザーとの共有機能。
自由に情報フィードを組み合わせてSNS的な交流ができるようだ。
なんか図ったようなタイミング。

hidari

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