2016年10月頃の音楽の話
たまには音楽のことでも書いとこうと思う。
今働いているオフィスではJ-waveが流れている。BGMというよりは時報がわりとしてだ。
定時のジングルに合わせて中古ドメインのカート入れ競争したり、お昼ご飯の合図だったり、ピストン西沢がしゃべりだすと「もうそんな時間か」なんて話をする、そんな具合だ。
twitterやfacebookなんかのタイムラインから様々な音が届く今となっては、ある程度の偏りは否めないものの、1日ラジオがかかっていると、それなりにいろいろなタイプの音楽を耳にする。
J-waveの公式サイトをGoogle Chromeのブックマークに入れていて、気になった曲がかかるとサイトに掲載される曲名とミュージシャンをチェック。
特に気になったアーティストなんかがあると、友人たちとの音楽持ち寄りグループに書き込んだり、iTunes で視聴したり、Amazonミュージックに収録されてないかチェックしたりしている。
こういう聴き方のよいところは、自分のTLや生活では知り得ない、バリエーションに富んだ音に出会えることだ。
とはいえ、聴く耳の審美感が大きく変わるわけではないので、多少なりとも深ぼるのは結局自分好みの音楽ばかりなんだけど、それにしてもこの頃かかってる楽曲の空気感がなんとなく渋谷系っぽい。
渋谷系といってもピチカート、パーフリくらいの90前半というよりはフォロワーが雨後の筍の如くごっちゃごっちゃ出てきてた96、7年くらいのワイワイガヤガヤ感をどこかしら感じる。
それって、つまり自分の青春時代なので、結構楽しいんですけど。
チャランポランタン
DAOKO
ONIGAWARA
シンリズム
ちょっと前、この感じを楽しめる筆頭はtofubeatsだったけど、近い肌感で楽しめるアーティストはすごく増えた印象。
そういうアーティストの楽曲に共通して感じるのは、あ、もうこの人たち、Perfumeはじめとしたナカタヤスタカ系やCorneliusのpoint以降みたいなゼロ年代の音も(認識狭くてお恥ずかしいですが)とっくに消化した上で好き勝手でこういう音楽してるんだなー、っていう屈託のなさがあること。
上記は渋谷系風情なチョイスだけどJ-waveでさんざかかってたこの辺も好き。
GLIMSPANKEY(ボーカルの女性、日芸出身らしいね)
フレデリック
自分これ好き、だからやってます。みたいなシンプルなアティテュードは、ハンパに当時感に呪われてしまってる身としては気恥ずかしくてなかなか打ち出しづらいけど、新しめの人たちがやるのを見るのは小気味良くておっさんとてもうれしいです。
お恥ずかしいくらいおっさんチョイスしといてなんですが、目下いちばん気になってるのは、宇多田ヒカル新譜です。趣が普通に名盤感なので、妻もほしいようなら盤で買うかもしれません。
と思ったら、帰ったらアルバムから1曲だけ、妻、配信で買ってました。
おしまいっ。